センター長ごあいさつ
 

 平成26年度から、千葉県認知症疾患医療センターとしての活動を開始することになりました。
 千葉県は全国第2位のスピードで高齢化が進んでいます。日本における認知症の有病者数550万人と考え合わせると、認知症を有する方に対する適切な診療は急務と思います。
 当院のモットーは「千葉県東葛南部地区において精神科疾患の救急医療及びリハビリテーション医療を担う中核病院」です。同時に船橋市および東葛南部地域において、様々な精神保健活動にも積極的に関わってきました。
 今回の認可を受け、認知症診療においても、当院の力を発揮したいと存じます。

1.初期診断・鑑別診断を行います。
当院外来においても可能ですが、必要に応じて、他の専門施設と連携をとって、慎重にすすめてゆきます。

2.BPSDの診療を行います。
BPSDとは認知症に伴って生じる心理社会的な行動異常を意味する言葉です。精神科医としてきめ細やかな対応を心がけます。まずは外来にご相談ください。

3.専門医療相談を行います。
認知症に関する悩みへのアドバイスをします。どなたでも気軽にご連絡ください。

4.啓発活動
地域の専門機関と連携しつつ、様々な啓発活動を行います。

認知症疾患医療センター長
同和会 千葉病院 院長
小松 尚也